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フレーム修正

それでは、実際に補強を行う手順をご紹介したいと思います。

実際の補強手順

まず、フレーム補強を行う前にフレームそのものが曲がっていないかを確認しなくてはなりません。曲がっているフレームに補強を入れてしまった後にフレーム修正を行うことは困難・・・というよりほぼ不可能ですのでまた泣く泣く折角つけた補強材を取り外さないとならないこともあるからです。

  もちろん、既に修正や測定を行って歪みの無いフレームはそのまま作業を続けられます。


まず、補強する部位の塗料を剥がします。古い塗膜が残っていると、その残滓が溶接時に中に溶け込みピンホールやスの原因になるためです。

接合部の隙間にも細心の注意を払います。写真左はほぼ整形された補強材に見えますが、この状態で溶接を行うと間違いなく歪みます。 そこで1つ1つ丁寧に加工してあげて、ぴたりと合うように少しづつ加工しています。

 ここまでぴったり嵌る様に擦り合わせを行っています。  そして、もちろんレベル合わせもきちんと合わせないとなりませんね。

溶接は一ヶ所一ヶ所丁寧にMIG溶接にて行います。溶接の仕方もいきなり全部溶接するのではなく、熱ひずみによりフレームが狂うことないように細心の注意を払いながら作業しています。

写真はZ1のフレーム補強の様子です。
フレームのネック部分。
メインフレーム中央後端部

メインフレームとダウンチューブの集合部分と写真では見えにくいのですがガゼット部分にも裏から補強しています。 スイングアームビボット部分の補強です。
補強を入れると言ってもがちがちに固めてしまっては乗りにくくなってしまい本来の良さをスポイルしてしまう事になります。

ですので、溶接の仕方で剛性を高めながらフレーム本来の持つしなりのよさをスポイルしないようにしてゆきます。 補強材はこのように隙間無くぴっちりとした状態でなくては多くの歪みを発生させてしまいます。

補強を入れる作業が終了後、再度フレーム修正機に載せて曲がってないか確認します。細心の注意を払っても若干のねじれは発生する場合があります。 その場合、捩れてしまっているようなら、再度修正をかけて元のアライメントに戻してゆきます。ここまでやってフレーム補強は完成するのです。

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